ダバオ市郊外に、ミンタルという場所があります。

 

地図上の赤丸が中心街と言われている場所なので、中心街からは結構離れています。

この場所は昔から日本人と関係が深く、かつては日本人街や日本人小学校などがあり、現在も日本人墓地やジャパニーズトンネルとよばれる防空壕跡がこの地に残っています。

また毎年8月にはこの日本人墓地にて慰霊祭が行われていて、多くの日本人が参加しています。

 

そんなミンタルですが、Wikipediaを見ると

フィリピン・ミンダナオ島のダバオ郊外にある町。 戦前、主にアバカ（マニラ麻）の生産に従事する日本人移民がダバオで増え続け、住居の需要が増えたため、日本人が、ダバオ郊外に日本人町を造り、ここに人が留まるようにと、「民多留（みんたる）」と名づけた。日本人学校、日本領事館、病院、神社なども造られた。周辺にはアバカのプランテーションが広がっていた。 第二次世界大戦時に、ダバオは戦地となり、この時に亡くなられた方々の墓が、ミンタルの日本人墓地にある。

 

とあります。このミンタルが、漢字で書く（書ける）ダバオ市内の地名です。

民が多く留まるように、で民多留です。なんかいい名前ですね！

 

この漢字の話はおそらくダバオ市民の99%は知らないので、もし機会があったらフィリピン人のお知り合いに教えてあげて下さい。

 

それではまた！！

 

Satoshi (‘ω’)ノ

 

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